ほっこりレター ~ ふるさとに帰って来て ~

< ふるさとに帰って来て > (医)見郷会  T・M

私は六年前に浜松市からこの石川県に母の介護の為に帰ってきました。県外での生活が長かったので、この石川県の気候がイヤでした。青空が見えない日々が多く、雨が常にジトジト感で気持ちが落ちこみましたが、母の介護で来たのだからと、あきらめていました。

母も昔のことはしっかり覚えているも、それもだんだんとうすれていく母を見て、淋しく感じていました。私もいく道なのだなぁーと感じながらすごしていました。その母も二年ほどで旅立ちました。やはり淋しく、これでよかったのかと後悔することもありましたが、今はなれ、好きなことをできる時間を作り、日々暮しています。母の残してくれた着物など着て、休みの日はあちこちを徘徊しています。又、習いごとなど(民謡、二胡)をしています。

いちえんそうで働かせて頂いて早や二年ですが、利用者様の笑顔をみながら、母を思い出すこともあります。利用者様にも、上手になったら聞いてもらえるように、日々努力をして聞いてもらいたいです。先生も中国の方で美人です。仲間も4人います。今年中には、いちえんそうに訪問させて頂けるように頑張ります。利用者様には、事故、ケガのないように安心して来て頂けることに努力し、仕事にはげんでいきたいと思っています。

職員の皆様には良くしてくださり、感謝しています。これからも笑顔あふれる職場、利用者様に感謝されるよう努力していきたいと思っております。