作成者別アーカイブ: 見谷内科医院

ほっこりレター ~ みな様いかがお過ごしでしょうか ~

< みな様いかがお過ごしでしょうか > (医)見郷会 通所リハビリテーション H・S

溢れ日が気持ち良い季節がやって来ました。新緑が日に日に色を増し、朝の送迎・帰りの送迎で見る山々の景色が心を癒してくれます。「今日も一日がんばろう。」「明日もがんばろう。」と自然とこみ上げて来る小さな感動。「ありがたい」です。

私のまわりには、ありがたい事に「ありがたい」が沢山〰〰溢れています。今日はその幾つかの私の珠玉の「ありがたい(みたに編)」をご紹介します。

「ありがたい」その一
ご利用者様に満足して頂けるお風呂をご提供出来た時。小さなユニットバスですが、ご利用者様好みの湯加減だったり、洗髪・洗身のお手伝いが出来、最後に「気持ち良かった~」と言って頂けた時は『私の方こそ、心を洗って頂きました。』と、ありがたくジーンとなります。

「ありがたい」その二
「今日のお茶おいしィ。」「コーヒー丁度いいネ。」と言って頂いた時。ただ、ただうれしくて、泣きそうになります。なぜだろう…。

そんなささやかな日常の「ありがたい」の積み重ねで、私の毎日はできています。ほんとうに^_^ありがたいです。

ほっこりレター ~ ちょうどよく ~

< ちょうどよく > (医)見郷会  S・K

季節の変わり目は寒かったり、暑かったりと気温がかわり寒暖差疲労を乗り越えて過ごしやすいちょうどいい気温になるのが待ち遠しい時です。

ある日のご利用者様のお言葉。
「玄関入ったらわかるんや」「あたたく感じたんや」
初めてみたに通所、いちえんそうの玄関を入った瞬間に感じ、ご利用を決めて下さったそうです。具体的には述べられませんでしたが、ありがたいお言葉をいただきました。

あらためて玄関をみわたすと、ご来客様をお出迎えする華やかなウエルカムフラワーや絵画、木製の椅子など、自然な色合いがそう感じさせたのでしょうか。また、職員の声かけやお出迎えもそう感じていただけたのでしょうか。そう言っていただいたご利用者様には、ちょうどよいあたたかさだったのでしょうか。

感じ方は個々で異なるとは思いますが、どのような場面でもその方々のちょうどよいを感じとり、提供していける活動の場であるよう、これからもこころがけていきたいと思います。

ほっこりレター ~ たくさんの笑顔に出会いたい ~

< たくさんの笑顔に出会いたい >  T・H

早いものでフラワー教室が始まって早くも三年目になりました。参加される利用者様も固定化され百人を超える利用者様が参加されております。

コロナ禍でさまざまに行動が規制される中、三密を避けて広い公園や自然の中で気持ちをリフレシュされる方が多くいらっしゃたようです。

普段なかなか外出の機会がない方の為にも少しでも季節の移り変わり、四季を感じて頂くよう花壇などの植栽、フラワー教室での使用する植物は、季節、旬の植物を使用するよう心掛けております。

利用者様には、もっともっとお花に触れて頂き元気をもらえるといいです。利用者様には、笑顔で「よかった」と思ってもらえるアプローチをする事をゴールにしています。

花をきれいに保つには日々のお世話が欠かせません。お世話していると「きれいですね」「元気もらいます」「楽しみにしています」など声をかけて頂く事もあり大きなやりがいと達成感、楽しさがあります。

これからもたくさんの笑顔に出会えるよう日々前進して行きたいと思います。

ほっこりレター ~ 母の言葉を胸に ~

< 母の言葉を胸に > 見谷メディカルサービス まそら H・T

生まれ育った長野から小松に移り住み気が付けば十三年の月日が経ちました。結婚もし、二人の可愛い子供にも恵まれました。子供が二人ともまだ小さい為、妻と協力しながら子育てをがんばっています。

そして今はケアマネジャーの仕事をさせていただいています。介護に関する仕事は小松に移り住んでから初めて携わる事となり、仕事がなかなか見つからなかった時、亡くなった母が「あんたは優しいから介護の仕事が向いている。」と後押ししてくれたのがキッカケでした。初めての介護職は、人と接する仕事という事もあり、とても大変なものでした。色々な出来事がある中で、経験を積んでいき資格も取得、そうして今の自分がいます。

現在、色々の方に迷惑をかけてしまう事もあるので、今一度初心に戻る気持ちで、これからも母の言葉を胸に介護という仕事に一生懸命がんばって取り組んでいきたいと思います。

ほっこりレター ~ 母の観察力に感謝 ~

< 母の観察力に感謝 > 見谷メディカルサービス まそら H・N

私は去年より、まそらデイサービスに勤務している看護師です。ずいぶん前の出来事ですが紹介します。

今、私の家には猫が3匹います。クゥ(雌17歳)、ダイ(雄15歳)、ハチ(雄14歳)です。ある時母が「ミイちゃん(雄19歳去年他界)は右手で顔を洗うけど、ハチちゃんとダイちゃんは左手で顔を洗う。利き手があるんや」と言っていました。いつも猫を見ていて気づいたそうです。私は『そんなことない。偶然、偶然』と思っていましたが、テレビ番組で猫の利き手について説明していたのを見て『母の言っていたことは本当なんだ。すごいな』毎日見ていて、その違いに気づく母の観察力に驚きました。

観察力は、より早く身体の変化を把握し、安全を提供するために看護師に求められます。私はこの時『看護師として母に負けないように頑張らないとなぁ』と改めて心に誓いました。

ほっこりレター ~ 人に寄り添う大切さ ~

< 人に寄り添う大切さ >   Y・K

私は理容師です。お客様で以前はもちろん元気であった方でも高齢になると身体が不自由になり自力で来店できない方もいます。そんなお客様には車での送り迎えをしています。

私の仕事はお迎えに行ったその時から始まっています。玄関先で「〇〇さんおはよさん」と挨拶すると必ず笑顔が返ってきます。安心して頂けるんでしょうね。散髪が始まるとお客様の体調や顔色を伺いながら少しずつお声かけをします。「家におるとなんもしゃべる事ないわ」中には一人暮らしの方、旦那さんや奥様の介護に追われる方も少なくありません。

そんな方々に散髪をしてひとときでもリラックスしてもらえればこれ以上の喜びはありません。
散髪を終えお客様から「スッキリした。ありがとう」と必ず言ってもらえます。心も髪もスッキリした…この事だと思っています。この職でしか味わえない満足感。この仕事に就き良かったと思う瞬間です。

ほっこりレター ~ 新たな発見 ~

< 新たな発見 > 見谷メディカルサービス さわらび T・Y

皆様、新年あけましておめでとうございます。昨年は新型コロナウィルスの影響で、新しい生活様式が求められました。以前と比べ自宅で過ごす時間が増えた中で、何か新しい事を始めたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私事ではありますが、この自粛を機会にこれまであまり挑戦してこなかった運動に挑戦しようと思い、ウオーキングを始めてみることにしました。始めてみると、初夏には自然の風の気持ち良さや木陰の涼しさ、田んぼの畦道に咲いている野花を見て夏の訪れを感じられました。

秋には樹木の葉が色とりどりに染まり、季節が移り変わる景色に日本の四季の美しさを改めて感じました。また通学路を歩き当時を思い出したり、当時とは変化している風景に気づくこともできました。これまで挑戦してこなかったことにチャレンジすることで新たな発見や小さな幸せを感じられると共に、新しいことに挑戦することの大切さを改めて実感することになりました。

最後になりましたが、ソーシャルディスタンスという言葉が定着した今、以前と比べて人と人の物理的な距離が遠くなりました。その様な時でも、お互いを思い合う気持ちを大切に過ごしていきたいと思います。今年も、どうぞよろしくお願い致します。

第23回日本アロマセラピー学会学術総会で発表

さわらびデイサービスと、まそらデイサービスの職員が、第23回日本アロマセラピー学会学術総会で、当施設のサービスの一つ、メディカル・タッチ®︎の活動について発表することになりました。
https://aroma23.ace-enterprise.net/#

2020204アロマno1 2020204アロマno2

メディカル・タッチ®︎は、皮膚を優しく撫でてリラックスをもたらす、筋肉を押したり揉んだりマッサージよりも軽いタッチングという技術です。メディカル・タッチ®︎のリラックス効果や、不安や怒りを和らげる効果は科学的に検証されて論文が発表されています。 見谷貴代ら 日本看護技術学会誌、7:1251302018


ご利用者さまが、当施設でお過ごしいただく時間が少しでも心地よいものとなるために、職員が専門の技術を身につけて、提供させていただいています。

2020204アロマno3 2020204アロマno4

学会のシンポジウムの討論会では、「素晴らしい発表だ」と評価していただけました。発表の資料を作り上げる作業は、職員が日々、取り組んでいるサービスを振り返る機会となり、ご利用者さまへさらに質の高いケアを提供することにつながると思っております。これからも、それぞれの職員の専門性を高める取り組みを続けて参ります。

<発表内容>

 

2020年第23回日本アロマセラピー学会学術総会

一般シンポジウム【在宅におけるアロマセラピー】第2

 

「末期がん利用者の心と身体のやさしいケア」

演者:宮元 晶子・坂下 恵加(有限会社見谷メディカルサービス さわらびデイサービス)

  

「デイサービス利用者へのメディカル・タッチ®︎の継続的実践例の報告」

演者:浅木 栄子、小野 実香、高橋 佑果(有限会社見谷メディカルサービス まそらデイサービス

ほっこりレター ~ 手芸でリハビリ ~

< 手芸でリハビリ >  C・S
二十年ほど前になりますが、施設に入所していた祖母に会いに行った際に、入所されている方の手作り作品が並んでいるのを見ました。好きな事をして時間を過ごし、出来上がった物を展示しているのかと思っていました。

介護施設に勤め始めた頃、時々デイケアの皆さんが手芸や折り紙をされているのを見て、同じ様なことをしているのだなと思って見ていましたが、職員の「手指作業」という言葉を聞いてからその様子を見ていると、物作りもリハビリなのだとわかりました。

八十三歳になる母が、近くのシルバーセンターでの手芸教室に参加していました。新型コロナウィルスでの自粛以来、行くことも控えているようですが、パッチワークやかご作りなど、今何を作っているとか、材料を買って送って欲しいと電話した時に話しています。

私も気が向くと布小物を作ることがありますが、目的もなく作っているので、出来上がった物を飾ったり使うことがあまりなく、ほとんど手元には残っていません。作ることは好きなので、老後の趣味と認知症予防のために、母と情報交換もしながら、もう少し実用的な物作りを続けていきたいと思います。

ほっこりレター ~ 利用者様の笑顔 ~

< 利用者様の笑顔 > (医)見郷会 栄養士 A・H

202007ほっこりレター利用者様が喜びを感じることのひとつに、食べることがあります。当施設においては、毎月行事食を提供しておりますが、10月は、秋御膳で新米の栗御飯を楽しんで頂きました。利用者様からは、「初物ばかりで、おいしかったよ!」と、嬉しいお言葉も頂けました。

今月は、毎年恒例となっている駅弁シリーズです。何県の駅弁が出てくるか楽しみにしていて下さい。しかしながら、利用者様の中には、嚥下の悪い方、歯の具合や義歯の都合の悪い方等、食べたいのに食べられないという現状があります。そのような方にも誤嚥を予防しながら食べるという楽しみをいつまでも続けることが出来るよう工夫し、お食事を提供させて頂いております。

今後も利用者様が当施設において、安心して過ごして頂けるよう笑顔が増えるよう、新型コロナウイルスに負けない心で前向きに取り組んでいきたいと思います。