ほっこりレター ~ 「ありがとう」の言葉 ~

< 「ありがとう」の言葉 > (医)見郷会 K・N

私は県外出身者です。小松に来て当初びっくりしたことがあります。それは「ありがとう」の言葉です。お店での会計後、従業員の「有難うございました。」のあとにお客さんの方も「ありがとー。」と言って笑顔で去って行くではありませんか! えっ⁉ なんでお客さんがお礼言うの?と頭の中は?でいっぱいでした。

でも不思議だけどなんだか心地いい、ほんわかしたかんじがでとても心が温くなったのを覚えています。後日、これが小松(石川全体?)では当たり前のことで皆さんが普通にやっているお互いさま、おかげさまの挨拶だと分かり、なんていい習慣を持っているのだろうと感銘を受けて今に至っています。

そして現在、こちらで未経験ですが介護の仕事に就かせて頂きました。ここでも一番初めに思ったことは「ありがとう」の言葉です。まずはご利用者様がこんな私にもいつも「ありがとう」「ありがとう」と言って下さる事。そしてなにより職員同士で「ありがとうございます」の言葉がいつもいつも飛びかっていることです。何かをするたびにどんな小さな事でも「ありがとうございます」と声をかけて下さる先輩方に「こちらこそありがとうございます、恐縮です。」と思いながら、心地よく勤務することができています。

小松のいい習慣が詰まったこの職場でもっと勉強して知識と技術をつけ、早く先輩方に近づけるよう「ありがとうございます」の言葉を大切にしながら頑張っていきたいと思っています。